トランプ大統領はアマゾンを批判しているけど…

Amazon Japanも何年か前までは日本に税金払っていなかった。
だから言っていることが過去においては間違ってはいないと思うけど、
とてもわかりやすいコメントを載せてあったのでご紹介します。

以下、岩田太郎さん(在米ジャーナリスト)のコメントです。


トランプ大統領のアマゾン攻撃の意図が、政権に都合の悪い報道を続ける傘下の『ワシントン・ポスト』紙を黙らせることである可能性が高まってきた。
ツイートでアマゾンの独占を非難するが、実はトランプ政権はアマゾンのホールフーズ買収を許して独占力を強め、他の小売企業を圧迫する状況を作り出した張本人だから、難癖に過ぎない。
アマゾンは以前支払っていなかった州税も納付を始めた。さらに連邦レベルのインターネット取引税も、政権は昨年の税制改革法に含む動きを支援しなかった。逆に税制改革では、アマゾンに20億ドルの節税の褒美さえ与えた。
米郵政公社からアマゾンが搾取していることも、政策レベルでは1年以上取り上げなかったため、ただの口実だ。
これらのアマゾンの悪行を今になって攻撃するのは、ロシア疑惑で追及の先頭に立つ『ワシントン・ポスト』紙を間接的に狙っているとしか思えない。
以下、『ワシントン・ポスト』紙のウォルドマン論説委員の評論。
「Trump will continue to rail at Amazon on Twitter every time there’s a story in the Post that makes him look foolish, but he won’t really be able to do anything to punish the company. And that will only make him madder.」
https://www.washingtonpost.com/blogs/plum-line/wp/2018/03/29/why-trumps-rage-at-amazon-will-remain-impotent/
アマゾンの株価は5兆円以上が吹き飛んだ昨日の終値から、約19ドル回復して、1.33%上げた。トランプ大統領のツイートに具体性がないことを市場が理解したのでは。
以上、日本経済新聞の記事へのコメント再掲。

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