運がいいとか悪いとか・・・
さだまさしさんの曲に
「運がいいとか悪いとか、人は時々口にするけど
そういうことってたしかにあると母を見ていて
そう思う。」
というフレーズがありました。
歌詞が間違っていたらごめんなさい。
内容はほぼあっていると思うのでご容赦くださいね。
努力しても報われない時って確かにあると思います。
運が悪い人って、人に感謝しない人という話も聞きました。
でもそれだけではないような気がします。
いつも愚痴ばっかり言っていると、聞かされている方は嫌気が差してきて
段々その人から離れていってしまいます。
つまり
「運が逃げていく!」
そんなことを思いました。
本当は幸せなのに、その幸せに気が付かない人も多いのではないでしょうか?
実は私もその一人でした。
恵まれている人ばかり見て、自分の事が見えなくなっていたようです。
今年コロナ緊急事態明けに神社へ行ったときに、
なぜだか分かりませんが、突然頭に
「私はなんて幸せなんだろう!」
って浮かんできたんです。
考えてみたら、確かにそうだなって思いました。
家族はみんな元気。
食べるには困らない。
足りないもの・・・お金だけ。
余分なお金が欲しいだけだなんて、
はっきり言って贅沢!!
私が幼い頃、男たちは働いていたけれども
おばあちゃんも母も一日中ほとんど働き通しだったのを覚えています。
お小遣いなんて貰えないから、おばあちゃんと母は縁側に置いてあった機織り機で
ゴザを織って小遣い稼ぎをしていました。
そうやってちょっとずつ稼いだお金を子供や孫たちにお小遣いにくれていたようです。
小遣いを貰ったら、一目散に駄菓子屋さんへ走っていました。
祖母と母の血と汗の滲んだお金・・・今なら勿体なくて使えなかったと思います。
父の兄弟は九人で父は長男ということもあり、祖母も母もさぞかし大変だったのではないでしょうか?
まだ戦後の匂いが残る頃だから、大変な方が多くて
幸せを感じる余裕はなかった気もしますが、
大家族でお金は足りなかったけれど、家族は幸せだったんじゃないのかな?
幸せはお金だけじゃないと思う今日このごろです。
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